ハンドメイド作家NAMiさん「結局はモノ作りが好きなんだと思います」＜インタビュー＞ (page 2)

ハンドメイド作家NAMiさん「結局はモノ作りが好きなんだと思います」＜インタビュー＞

ハンドメイドのアクセサリーを制作しているNAMiさん。夏や海をテーマとした作品はどれも自然の温かみが感じられるものばかり。競泳選手からハンドメイド作家へ。NAMiさんのハンドメイド人生の原点に迫りました。

― チャレンジ精神旺盛ですね。アクセサリーはどのようなきっかけで？

NAMi：初めてハンドメイドのイベントに出店したことがきっかけです。出店は、単純に募集を見てやってみたくなりました。委託だと、どんな人がどう感じて購入して下さったのか分からないので、知りたかったというのもあります。

実は過去にシルバーアクセサリーのお店に勤めていたこともあったので、そのときにある程度のアクセサリーの知識は着いていたかと思います。
この出店をきっかけにアクセサリー作りにどっぷりハマってしまい、今に至ります。

ビジュー　上品なコットンパール ×goldparts ピアス

via minne.com

モノ作りへの思い

― 幼い頃からモノ作りをされてきたのでしょうか？

NAMi：全くやってません。若いときは音楽を聞いたり買い物をするのがが好きでした。
今思えば私たちが小さい頃、母がワンピースや、ビーズアクセサリー、刺繍など色々なハンドメイドをしていたので、「子供が出来たら何かを作る」という考えが当たり前だったのかもしれません。ミシンもすべて独学です。

― どういった環境で作品をつくられていますか？

NAMi：子供達を寝かしたあとに作っています。朝方まで作ってる事もありますし、眠気に負けてすぐ辞める時もあります。

― なかなかタフな環境だと思いますが、作りたい情熱はどこから来るのでしょうか？

NAMi：作ってるときはなにも考えていません。作品の事だけ。このパーツはどう合わせたら可愛いか。綺麗に見えるか。着けやすいか....等。悩みやしんどい事ことは何も考えません。ストレス発散になって、とても有意義な時間です。なので続けられると言うか....その時間がないとやってられないぐらいです。結局はモノ作りが好きなんだと思います。

― 作品を作る上で心がけていることはありますか？

NAMi：出来るだけ長く使って頂けるような、気に入ってずっと持っていたくなるような作品作りを心がけてます。

― 嬉しかったことは？

NAMi：固定のお客様が出来たことです。「NAMiさんのアクセサリーは少し個性的で私は大好きです」と言っていただけて、とても感動しました。
また、イベントでは違う会場で購入して下さったお客様が「NAMiさんのアクセサリーを買いに来ました」との声も増えてきて、とても嬉しいです。

終わりに

お子様へのプレゼントから始まったNAMiさんのハンドメイドライフ。喜んでもらえるように愛情を込めて作られた原体験が、今の作品作りにもつながっているように感じます。だからこそ、固定のお客様から支持されるのでしょうね。

インタビューの際も丁寧な言葉遣いで回答してくださるNAMiさんの優しい人柄が（既に作品を通して多くの人に伝わっているかとは思いますが）この記事を通してより幅広い方々に届けば幸いです。